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ライバルたちのコメント
1-1。月曜日にLuccaでの勝利の後、昨日Mario CipolliniはAlessandro Petacchiに敗れた。ゴール前20km地点のSassicariの上りで集団から遅れ、Liquigas Bianchiのチームメイトたちの協力でゴール前6kmでなんとか追いついた。しかし、すでに勝利の可能性はなかったので、ゆっくりと走り、集団の中ほどで58位でゴールした。

その時のFassaの行動について、そしてCipolliniについてPetacchiは以下のように語っている。
「逃げを潰したかっただけで、Cipolliniを追い落とそうとしたわけではないよ。雪辱を果たしたとかなんとか言うけど、お願いだからちょっと論調を変えてくれないかい?僕もMarioのように38歳になってもまだ勝ちたいと思っているんだよ」

Marioは敗北を素直に受け止め、悲観的にはなっていない。むしろ、ゴール後には、チームのキャンピングカーに群がるファンに笑顔で対応していた。
「呼吸にちょっとした問題があった。そして上りで引き離されちゃったのさ」

Cipoはとにかく、最も愛されている自転車選手であることは確かだ。しかし、もっと大切なことは、若者たちに尊敬されていることだ。
「こうして多くの人に愛されていることはとってもありがたいことだ。また彼らの声援にこたえられるように頑張りたいよ」

一方、昨日3位に入ったオーストラリアチャンピオンのRobbie McEwenは自信を持っている。
「Petacchiを破ることは可能だ。いつかはわからないけど、僕は彼を負かすことができるはずだ。
今日勝つためには最後のカーブに先頭で入らなければならないことはわかっていたんだけど、1500mのところでPetacchiから離れてしまって、うまくいかなかった。結果的に僕は2回スプリントをする羽目になってしまった。初めはPetacchiに追いつくため、そして2回目は勝負を賭けて。うまくいかなかったけど、それでも満足しているよ。
今後はただ好天が続くことを祈るだけだ。Ruta del Solの時にインフルエンザに罹ってしまい、雨のHet Volkで悪化させてしまったから、Sanremoに向けて調子を整えるためにも、暖かい方がいいんだよ。Sanremoでは体調は100%ではないと思うけど、どっちみちかなり回復しているはずだ」


世界チャンピオンのOscar Freireは、グループの先頭の位置で最後の勝負の段階を迎えたが、結果的にはMcEwenに次ぐ4位に終わった。
「まぁ、これでよかったよ。コンディションは上がってきている。まだトップになるまで10日かかるだろうけどね。とはいっても僕はSanremoだけにすべてを賭けているわけじゃない。もちろん、世界チャンピオンのジャージを着て2連勝するのは信じられないほどすごいことだけどね。フランドルとリエージュという2つの目標もある。だから、徐々に調子を上げていかないと」

今季初戦だったGiampaolo Carusoは、KroonとCarrascoとともに約80kmもの逃げを打ち、レースを面白くした。
「逃げ切るのはほとんど不可能だということはわかっていたよ。なんたってスプリンターたちはこの勝負にすごい力の入れようだったからね。もちろん、できれば金曜日の第3ステージにでももう一度トライしてみるつもりだ。でも僕にとってはGiroまでにコンディションをトップに持っていくことが大事だ。そのときはScarponiのアシストをするからね」

本当に強かったもう1人の若手は、プロ入り初レースとなった21歳のLuca Ascani(Naturino Sapore di Mare)だ。143km地点で集団から単独で抜け出し、18秒の差をつけていた3人の先行集団に追いついたのだ。
「なんとかやってみたんだ。もちろんそのまんまゴールできる可能性は事実上ゼロだということはわかっていたよ。でも脚がよく回っているのを感じたんだ。集団の中で無名で終わるよりも挑戦してみた方が、まぁ、いいよね」

Claudio Ghisalberti/050310 La Gazzetta dello Sport
by filippo_i09 | 2005-03-10 16:09 | Commenti(インタビュー)
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