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Gazzetta主催のファンからの電話インタビュー
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5/31のCunegoの電話インタに続き、昨日6/1はPetacchiへのファンからの質問受け付け企画が開催された。
いつも一緒の婚約者Anna Chiaraとともに現われたPetacchiは、たくさんの電話に真摯に答えた。その中からいくつかを抜粋。

14歳の少年「あなたの着たジャージがほしいんですけど」
「もし僕のジャージをほしがる人全員にあげたら、僕は裸になっちゃうよ」

19歳の青年「Bormioでブラジルのジャージを着て応援していました」
「僕にとってはずっと絶好調だったからとてもすばらしいGiroだった。おそらくBormioのステージは一番辛い1日だったよ」
青年「今度はTourでの記録更新も期待しています」
「Giroで勝つのは簡単なことじゃなかった。Cipollini,McEwen,Furlan,Rodriguez,Nauduzsなど、たくさんの優秀な選手たちがいたし、彼らとはまたフランスでも対決することになるだろうね。Tourはもっとも難しいレースだから、去年の4勝を繰り返せたらそれだけでもかなりのことで、十分だろうな。そしてスプリント賞のMaglia Verdeを着てパリにゴールできたらいいな」

16歳の少年「僕たちに何をプレゼントしてくれますか?」
「体調がよくて何も問題がなければ、Tourですばらしい結果を残しながら最終ステージのパリで勝ちたいな。すでにGiroの最終ステージのMilanoとVueltaの最終ステージのMadridで勝っているから、あと残っているのはTourの最終ステージでの優勝だよね」

8歳の男の子「僕はあなたの大ファンです。どうしてもおめでとうって言いたくて。それと、もしTourで勝ったら、その勝利を僕に捧げてくれますか?」
「うんうん、約束するよ」

50歳の男性「アマチュア自転車愛好家ですが、99年に事故に遭って以来、入退院を繰り返しています。でも君をテレビで見てから、生き返ったような気がしました。どうか私がもう一度生きる力の助けとなるように、君のジャージをもらえませんか?」
「すてきな言葉をありがとうございます。ジャージは間違いなくお送りします」

13歳の少年「山岳ステージでは全然つらくなかったんでしょうか?」
「うん、今回のGiroではものすごくつらくなるってことはなかったんだよ。山岳ステージでは、できるだけ疲れないようにしたんだ。僕にとっては首位から5分後のゴールだろうが10分後のゴールだろうが、何も変わらないからね。Cunegoのようにペダルを漕いだけど、僕は時速では5-6km遅かったねぇ」

14歳の少年「9勝のうちで一番心に残っているのはどれですか?」
「もちろん、Milanoでの勝利だよ。Milanoでの周回コースは初めてだったし、僕たち選手にとってはSempione通りよりも気に入ったよ。GiroがVenezia通りのゴールになったのは初めてのことなんだ。それに最終ステージをMaglia Ciclaminoを着て勝つってことは本当に最高だよ。Milanoでの勝利はGiro全体をすごくいい結果で終えることができたってことを意味するからね」

15歳の少年「アテネでのオリンピックでもがんばってください」
「(8/1のHEW Classics Cupの)Hamburgは僕向きのコースだと思うよ。でもチューリヒ杯はちょっと厳しそうだなぁ。オリンピック?もしできれば・・・」

65歳の男性「私が思うには、クラシックレースでの1勝はGiroでの5勝に匹敵するぐらい権威のあるものだ。君には引退する前に少なくともクラシックレースで3勝はすべきだな」
「僕自身もクラシックレースについては、勝つのは簡単ではないけれど考え始めています。いずれにしろ、これは2005年の僕の目標です。Roubaix?あそこは1回しか走ったことがないですし、しかも40kmのところでリタイアしてしまいまして・・・」

20歳の男性「Alessandro、君はいつ大躍進したの?」
「2000年のVueltaで2勝し、そのあとGiro della Provincia di LuccaでZabel相手ににスプリントで勝ったんだ。彼はすでにSanremoで3勝していたから、みんなが驚いたんだよ。そのときがターニングポイントだったんだろうね。
次の飛躍は去年のGiroでの最初のステージ、Lecceゴールで世界チャンピオンだったCipolliniを破ったことだね。その時に僕は自分がすごいスプリントができるってことに気づいたんだ」


88歳の男性「君には2000年にVersiliaで会って、その時に絶対に偉大な選手になるだろうと確信したんだよ。君と握手したいし、君の彼女と知り合いになりたいものだね。彼女は本当にきれいだねぇ。それと、君の監督のFerrettiはすばらしい監督だよ」
「はい、そのとおりですね」
Anna Chiaraの愛情に満ちた優しい眼差しの下で"Peta"は答えた。

Luca Gialanella, Nino Minoliti/040602 La Gazzetta dello Sport
by filippo_i09 | 2004-06-02 16:19 | Commenti(インタビュー)
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