斜度8%のスパートで、スプリントの王者は若きライバルとの直接対決の結果を1-1の引き分けに持ち込んだ。彼らの戦いは3/24のSanremoへと運命づけられている。そして今日3/1のVilarealでのステージはその第3ラウンドとなるのだ。 レース後のBennatiの談。 「Petacchiは強いが勝てない敵ではない。すでに僕は1度勝っているから、また挑戦するよ」 Petacchiは初日の勝利を不運から失った。パンクによって、スプリント直前まで猛然と遅れを取り戻すことを強いられてしまった。しかし、彼はすぐにヒエラルキーを再度確立した。2002年、2005年にも勝っているゴールで、Bennatiからリーダージャージを取り返したのだった。 素晴らしい先導者Erik Zabelが最終カーブを曲がった時、Petacchiは頭を低くして飛び出した。それに対し、Bennatiはスペイン人のReynesの後ろにつき、3位のままだった。 「第1ステージでは僕は待ちすぎてしまい、その結果Bennatiが僕を抜いた。今回は『ここは自分が支配する』と自分に言い聞かせたんだ。いい位置にいたから飛び出した。200m以上先行しただろう。でもこのゴール前の地形は追い上げるのが大変だとわかっていたんだ」 Petacchiは勝ちたかった。ここで勝つことが心理的な側面に与える影響力をよく知っていた。前夜、彼は第1ステージAlziraのゴールスプリントの画像をコンピューターにダウンロードした。レース中にどうすればいいかを分析し、Bennatiが飛び出した時1000wから700wまで落としていたが、その後1400wまであげなければならなかったこともわかった。そうすれば確実に勝てる。 しかし、まだ他にも見えない敵がいた。2006年のGiro、Namurでの落車で骨折した左膝と結びついた"恐怖"という敵だった。 「このような上りでゴールスプリントをすることが怖かった。とても激しい力が要求される動きだからだ。膝にトラブルが起こるのではないかと恐れていた。今日もちょっとした違和感を感じていたんだ。でもうまくいったし、このことで勇気づけられた。僕がやっていることを評価する必要がある。ハンディキャップに対する戦いはもうなくなったんだから」 Volta ao Algraveでの成功は、彼に少し疲れを残し、さらにポルトガルから10時間近くかかったバスでの移動はそれを悪化させた。それでも彼はやってのけた。 そしてMilramのトレインもよく機能した。昨日はDyudya、Lancaster、Velo、Zabelがレースの主導権を握った。 「最高の状態のPetacchiまであとどのぐらい欠けているかって?その状態にかなり近づいているし、このレースが終わればもっと強くなっているだろう。Qatarでは3回Boonenに負けたが、あの時は今のコンディションには程遠かった。これからSanremoまでは、風邪など引かないようにただ祈るだけだよ」 Luisi Perna/070301 La Gazzetta dello Sport
by filippo_i09
| 2007-03-01 15:31
| Commenti(インタビュー)
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