Ale Jet、傷ついた翼
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ÉTAPE 5の102km地点の左カーブ。落車したBeltran、Noval、Rubiera、ViciosoそしてBoogerdが次々にリスタートして行く中、チームメイトのTossatto、Pozzato、そしてライバルチームのCSCに所属する友人のBartoliが彼を待っていた。Petacchiは力を振り絞ってサドルに乗り、なんとか大集団に追いつこうとリスタートした。
しかし、残りの103kmは苦悩そのものだった。ペダルを漕ぐこともままならないほどだったのだ。ステージ優勝したO'Gradyから遅れること13分30秒、177位でChartresにたどり着いた。

Fassa Bortoloのチームバスでは、最初にチームドクターのEmilio Magniが診察した。19時20分には監督のFerrettiとVolpiに付き添われて、Rambouilletの病院でレントゲン検査をした結果、鎖骨骨折の可能性は消えた。そしてホテルではロシア人の骨専門医の診察を受け、前腕部と左肩の強い打撲で全治10日、心配された亜脱臼はないと診断された。
今日PetacchiはAngersから再出発する予定だ。Trevisoのタイムトライアルで負傷した後、翌日Paviaでステージ優勝した2003年のGiroの再現を願って。

「もう一度やり直したい気持ちで一杯だ。今晩を無事に過ごし、明日7/9には肩がもう少し悪くなくなっているといいんだけど。腕を首から吊っているけど、特に動かそうとすると痛みを感じる。
落車した時、腕を1本地面についてしまって、奇妙な動きをして肩から回っちゃったんだ。脱臼したと思ったよ。でもすぐに骨折はしていないとわかって、リスタートしたんだ。だけど、もはやペダルを漕ぐこともままならないほどだったんだ。
誰かが僕の前で滑ったから、すぐにブレーキをかけたけど、自転車が前に飛び出ちゃったんだ。路面にオイルがたれていたのかも」


Petacchiの落車はMario CipolliniのアシストのGian Matteo Fagnini、そしてPetacchi自身がとても信頼を置いていたMarco Veloの落車に次ぐものだった。(Veloは昨日すでに帰国し、Terragnoli医師の診察を受けた。おそらく火曜日の落車で骨折した左鎖骨を手術することになろう。)
Cipollini自身も今回のTourの序盤で一度ならず落車の憂き目に遭っている。

「今回のTourの序盤戦は明らかに僕と僕のチームにとってはアンラッキーなものだ。今までのところ、自分でも思っていたようなスプリントは一度もできていないし、このひどい落車以外、何も得ていないんだもの。
雨、強風、そして毎日選手たち全体に漂っているいらだちが、度重なる落車を生んでいるんだろう。
なんとか前に進もうと努力してみるよ。時間が僕に助けを差し伸べてくれることと、これ以上もう雨が降らないことを願って」


Luigi Perna/040709 La Gazzetta dello Sport
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by filippo_i09 | 2004-07-09 18:25 | Commenti(インタビュー)
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