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Petacchi、再生
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「31日の日曜日から僕は自由だ。競技に戻れる」
復帰戦は9/7から9/14のGiro di Gra Bretagnaだ。Alessandro Petacchiはシャンパンをちびちび飲みながら、Lido di Camaioreの美しいヴィッラに我々を歓待してくれた。5/10に生まれたAlessandro Juniorをかわいがっている間、妻のAnna Chiaraは小さな家族写真を鑑賞し、愛犬のLunaはカーペットの上でまどろんでいる。外は地中海の涼しい北西風の吹くすばらしい天気だ。

Alessandro、出場停止の日数を割り引いてしまったら、(レースに戻らなければならないから)行けなくなってしまう場所がありますね。たとえば海とか。
「いや、僕は海には行かないんだ。プールの方が好きなんだよ」

あなたは4/20のGiro di Turchia以来、選手活動を停止しました。5/6にTasが2007年のGiroにおけるSalbutamoloの件であなたを1年間の出場停止にしました。ここ数ヶ月間はどのように過ごしましたか?
「よかったよ。子供が生まれたことが僕には大いに救いになった。そして僕はずっと練習していた。プロであることを一度たりともやめようとはしなかった。8:15に起床して、自転車に乗って出かける。時には6時間半も。僕には再び高いレベルで戦うために、とても強いモチヴェーションがたくさんあるんだ」

この出場停止期間を恐れていましたか?
「人生にはもっとひどいこともあるよ。最初の2ヶ月が一番つらかったけど、峠を越えてだんだん道は下り坂になった。出場停止期間の減免措置について話題になったとしても、僕はそれを要求しなかっただろう。出場停止期間の前に2ヶ月間、事実上すでに出場停止状態だったことを考慮してもらえば、申請できたのかもしれない。実際にはそれは64日間だった。もしそのプラスの4日間をさらに差し引いたのなら、Vueltaに出場できただろうね。でもLprはVueltaには招待されなかったから、僕はそのままにしておいたんだ」

嘆いていますか?
「まったく、僕が何年間もかけて築き上げたものすべてを台無しにするようなことだったよ。僕はチームメイトたちのおかげでたくさん勝つことができたが、今は僕は一人だ。Bordonaliにはこれ以上のことは要求できなかった。LprではDi LucaとSpezialetti以外には誰も知らない」

Di Lucaに移動先で同室になってもらうように頼みますか?
「いや、それはよくないだろう。僕は個室にしてもらうように頼むつもりだ。移動先での部屋というのは個人的なスペースだし、僕はいつも宵っ張りなんだよ。もし10時に寝る人と同室になったら、僕にとっても彼にとってもおしまいだよ」

復帰初日、Giro di Gran Bretagnaのスタート前のことを想像してみてください。Bosisio、Ermeti、Cucinottaというあなたの新しいトレインには何を言いますか?
「簡単ではないね。彼らの立場にはなりたくないなぁ。決して失敗はしたくないだろうけど、彼らは今まで何度スプリントのアシストをしたことがあるんだ?一度も経験がないんだ。きっと失敗する」

最低限大事な3つのルールは?
「1.ゴール前1-2kmで飛び出した選手に決して遅れを取ってはいけない。彼を基準点と考え、つぶしに行く。
2.カーブの出口では無理に引き離そうとせず、チームメイトがついてくるようにコントロールする。
3.道の脇に位置取りする」


あなたにとっての自転車競技とは、単なる仕事なのか、それとも情熱と楽しみでもあるのですか?
「もちろん、仕事であり、情熱でもある。とても深い情熱だ。楽しみというのは、今の時点ではないよ」

あなたのところに抜き打ちのドーピング検査が来たそうですが。
「そう、1週間前にUCIの検査官たちが来た。久しぶりに家で血液検査をされた」

5/10にAlessandro Juniorが生まれました。父親として自分を採点してください。
「僕は何でもできるよ。立派なパパだ。Anna Chiaraをよく手伝っている。子供の鼻が詰まって吸出し器を鼻に入れるのを彼女が怖がったときには、僕がやった。子供がいるならねんねしなさい、とここでは言っている。僕と妻は夜には絶対に出かけなかった。彼の微笑みはディスコでの一夜よりもずっとすばらしい」

父親として不便なことは?
「最近3-4日は、このソファで寝ているんだ。おチビさんの夜泣きの時期なんだよ。僕は休まなきゃつらくて仕方ない。レースが近づいているからね」

どんなPetacchiを我々は期待できるでしょうか?
「わからないなぁ。あまりに長い間走っていないから、何を基準にしていいのかわからない。でも僕は落ち着いているし、何も変わっていないし、何も示さなければいけないものはないよ。何も取り戻さなければならないものはないんだ」

本当のことを言ってください。あなたはまだNo.1スプリンターだと感じていますか?
「Giro di Gran BretagnaにはCavendishが出場する。もし僕が彼に勝てば、相変わらず僕が一番強い、と君たちマスコミは言うんだろうね。もし負ければ、僕は歳を取ってもう終わりだと君たちは言うんだろうし」

Claudio Ghisalberti/080828 La Gazzetta dello Sport
by filippo_i09 | 2008-08-28 19:53 | Commenti(インタビュー)
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