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いまだかつてないPetacchi
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Vuelta ValencianaのCalpeでのステージ優勝直後のPetacchiのコメント。

「本当に素晴らしいチームがあってこその勝利なんだ。メカニズムは完璧だから、レースの最後まで僕は落ち着いていられるんだよ。僕は本当に絶好調だ。でもチームメイトの貢献がなければ僕は本当に何一つできないということを確信しているよ。特にレースを終始コントロールし、逃げをモニターしてくれるチームメイトたちの協力あってこそなんだ。
いまや僕はMilano-Sanremoまでプレッシャーを感じずに走ることができる。これは根本的にすごく有利なことだと思う」


050222 Fassa Bortolo Sito Ufficiale


単なる勝利ではなく、圧勝だった。最初の上りでVelo, Sacchi、そして何人かの大胆な選手たちと共に、なんとPetacchiは逃げの集団に入ったのだ。そしてほとんど110km地点まで逃げ続けた。しばらく休み、最後はFassa Bortoloのチームメイトたちによって完全にコントロールされたレースを締めくくった。2005年のPetacchiはかつてないほど強い。
「僕は今まさに脂が乗り切った黄金時代を過ごしている。そしてかつては勝てなかったレースでも結果がちゃんとついてくる。これ以上強くなれることはないと確信しているよ。
今日僕は試しに上りでスピードを上げてみたんだ。ちょっと疲れたけど、なんとか逃げの集団に残っていることができた。それからはちょっとの間VeloとSacchiについていった。ゴール前20kmのところで、チームはスプリント勝負へと動き出した。
今日は今回のVuelta Valencianaの中でも一番高低差の激しいステージだった。最初っから最後まで僕たちは引っ張った。とはいえ、ゴールに着いたときも僕にはまだエネルギーは残っていたよ。これはMilano-Sanremoを考慮するといい傾向だね」


冬の間に体重を4kg落とし、現在73,5kgとなった成果は想像以上のものだった。Petacchiは最初の13kmのColl de Rattesを逃げ集団と共に1分50秒で上り、Liberty SgurosとIlles Balearesが逃げを封じるための共闘に入ったときには、時すでに遅かった。そしてTosatto, Flecha, Ongaratoが現れ、Sacchi, Baldato, Veloのトレインへと引き継がれた。最終的にスプリント勝負になんとか加われた選手は40人足らずだった。
「僕は前よりも軽くなって、疲れにくくなったから、力もすぐにもどってくるようになった。
去年のSanremoでは勝利には関係なく、やりかたを変えなきゃいけないということがわかったんだ。信頼の置ける人が、以前から余分な脂肪を落とすように、と言っていたアドヴァイスを聞くことにした。ダイエットはせずに、ただいくつかの食べ物を遠ざけただけなんだ。そうすることによって全体の筋肉量は落とさないようにした。今、僕はぎりぎりのところまで体重を落とした。Sanremoまでに何らの支障がないことを望むだけだよ」


問題はひょっとすると、3/19まで次々にレースに出続けることなのかもしれない。しかしAle Jetはレースの消化不良を全く心配していない。
「むしろ走っている方がいいと確信しているんだ。これからのValencianaの各ステージは、l'Alto del Campelloを除いては、ゴールスプリント競走になるだろう。自分としては、この僕を止めようとする誰とでも戦うよ」

今までのところ、向かうところ敵なしとはこのことだ。ただ1人、Cipolliniとの対決を除いては。彼らはTirreno Adriaticoで直接対決を迎えるだろう。
「彼も僕も二人ともBoonenを破っている。これは一つの示唆だね。でも、実際に戦ってみないことには、どうなるかはわからない。僕自身は間違いなくいつもよりも強い」

今日のPorto Saguntoのステージは、連勝のチャンスだ。総合首位のZaballaを擁するSaunier Duvalが協力的に働くかもしれない。5勝のあと、6勝目を狙う。
ところで、イタリアの友人のStefanoからのSMSがPetacchiに届いた。
「他の誰かにちょっとでも譲ってあげる気はないのかい?」
Ale Jetは答えるまでもない。

Luigi Perna/050223 La Gazzetta dello Sport
by filippo_i09 | 2005-02-23 17:05 | Commenti(インタビュー)
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