スプリントはどうでしたか? 「Gp Costa degli Etruschiのキーポイントはスプリントではなく、ゴール前5kmから2kmに至る下りだ。スピードがものすごく上がるから、一旦遅れをとると盛り返すのは難しいんだ。そこで僕たちはうろたえてしまった。」 なぜでしょうか? 「LancasterとDyudyaは集団の中で失ったポジションを取り戻すのに労力を費やしてしまった。ゴール前2kmでは僕たちは左側にいたのに、彼らは右側にいた。Dyudyaはなんとか合流できたが、Lancasterはだめだった」 それで? 「Dyudyaは全力を尽くした。彼の後ろにはBaldatoがついていて、チームメートのBennatiを発射させようと待ち構えていた。そこにOngaratoが戻ってきた。まだ1km残っていた。ゴールにはまだ遠すぎた」 かなりピンチだったのですね。 「数m進むごとにスピードが落ちた。Ongaratoはできる限り引いてくれたが、ある時点でDeganoが逃げ出した。Veloが彼をつかまえたが、まだゴールまでは遠かった。Veloがスピードダウンした時、今度はDe Jonghが飛び出した。ゴール前250m、追い風だった」 そしてあなたは? 「その時点でこの動きに反応しなければいけなかったのは僕だ。最初のスプリントで彼をつかまえ、一瞬一息ついた後、ゴール目掛けて2回目のスプリントに入った。やりとげられないんじゃないかと怖かった。1度のレースで2回のスプリントをするなんてとんでもない冗談だ。脚が止まってもおかしくなかった。誰かが僕の後ろについていたら、僕は負けたかもしれない」 ところが実際は誰もついてきていませんでした。 「落車があったんだ、それも2回も。僕はそれを見ていないし、気づきもしなかったけどね」 ところであなたのトレインをどう評価しますか? 「強い。でもスプリント前の動きはちょっと混沌としていて統一を欠いていた。とにかくLancasterはすばらしい選手だよ。何をすべきかわかっているから、理論的なことは何も教えることはない」 どんな気持ちでしょうか? 「満足している。自分自身にも、チームにも、そして観客にも」 その他には? 「最後の2周でケガをした左膝に疲労感を感じた。恐らく力がかかったからだろう。コース自体はきついものではなかったけど、真剣勝負だ。そしてアドレナリンと痛みの上昇は落ちることはない」 Giro del Qatarと比べるとどうですか? 「別の気候、別のコース、別の敵だ。Boonenは絶好調だが、僕もかなり練習をしたからついに勝利を得ることができたんだ。これもたくさん練習をした成果だ。もっとよくなるといいね」 休んでいる間、失ったものはありますか? 「恐らく僕は何かを得たと思う。今やスプリントでは中に入っていくようになって、かなり無茶をするようになったかな」 恐れはありませんか? 「路面が濡れている時はちょっと怖いね。過去3回落車した時は雨が降っていたから」 今後の予定は? 「最初にGiro dell'Algrave、次にValenciana, Tirreno-Adriatico。それからMilano-Sanremoに出る予定だ」 目標は? 「ただ一つ」 つまり? 「勝つことさ」 どのレースに? 「ま、全部だね」 070211 Marco Pastonesi / La Gazzetta dello Sport
by filippo_i09
| 2007-02-11 17:22
| Commenti(インタビュー)
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