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不敗
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「僕はもう年寄りだと言われていたよね・・・。3週間で5勝だよ!特に勝負に出たスプリントでは1回も負けていないんだ。平均点として悪いとは思えないね」

Alessandro Petacchiは満足している。彼は勝つために生きており、そんな時は苦しんでいない。1人のファンが頼んだ記念撮影に応えるために、高いフェンスをつかんだ時も、満足な様子だったほどだ。しかし、NapolitanoとChicchiをおさえて、今季5勝目、プロ入り通算147勝目となった今回の勝利は、すでに金曜日の夜には予感されていた。木曜日に比べて晴れ晴れとしてリラックスした表情で現れたのだった。

Petacchi、Valenciaでのスプリントはどうでしたか?
「きつかったよ。最後に2000mの周回をしなければならなかったからね。Ongarato、Velo、Zabelは素晴らしかった。彼らはいつもこのように素晴らしい働きをするから、完璧にするのが当然だと思っているかのようだよ。僕は200mで飛び出した。弱い向かい風があったから、ちょっと遠すぎるかなと心配だったが、僕は力強く行けた。うん、よかったね」

このスペインでのステージレースをどのような気持ちで終えますか?
「Ruta del Solよりも少しいい感じで帰れる。あの時はもっとレースに出るべきだと感じたからね。でも去年に比べてももっといい感じだ。より力強くなり、爆発力も増した。臀筋には時々違和感を感じるけど、心配していないよ。自信を持つことが大事だ」

XativaではZabelが勝ちましたが、あなたはスプリントをしませんでしたね。一体どうして?
「あまりに危険すぎた。いい感じがしなかったんだ」

Zabelは、あなたが望むならもう1年一緒に走ると言っています。
「僕は当惑している。恐らく人々は、ひょっとしたら僕のチームの若い選手ですら、Erik Zabel氏がどういう人であって、自転車界で何を意味しているのかということに気づいていないんだ。僕自身が尊敬している人に、一体どうやってお願いすればいいんだ?」

金曜日のNaqueraゴールでもあなたは期待されましたが。
「最後の1500mでは3回もブレーキをかける羽目になり、ダッシュをやり直さなければならなかった。4位の位置に戻った時には、もうすでに遅く、どの道勝てないだろうと思ったんだ」

今回のステージレースでは1勝のみ、おそらく予想よりも少なかったのでは?
「いつものValenciaに比べて変則的にきついレースだったよ。でもSanremoに向けてはこの方がいいと思う」

大きな目標であるSanremoにはどのような準備をしますか?
「火曜日にはVeloと監督のBevilacquaと一緒に最後の100kmを下見する。ゴール前100kmぐらいの地点で土砂崩れがあって、新たな上りのルートになったと聞いたからだ。3.7kmの間に315mの高度差があるはず。ゴールからは遠いから大して重要な意味はないだろうけど、それでも一目見ておいた方がいいと思ってね」

ゴール前も新しいルートになりました。ルート図を見た感じではどう思いますか?
「Poggioの疲れを回復するのにいつもよりも時間があるから、僕たちスプリンターにはある面では少しいいかもしれない。でもかつてのゴールは軽い上りで、いつも一番強い者が勝っていた。僕が恐れているのは、今年のゴールは少し下っていること。こういう場合は一番強い者が勝つわけじゃないんだよね」

Alessandroは3/22を完璧な1日にしたいと思っている。その準備のためには、ほんの些細なこともおろそかにしない。たとえば明日には、Pisa近郊のCascinaで自転車を塗装する。より彼らしい個性的な塗装を希望したのだ。総銀の塗装のフレームで、彼はSanremoの黄金の道を走る。

Claudio Ghisalberti/080302 La Gazzetta dello Sport
by filippo_i09 | 2008-03-02 16:34 | Commenti(インタビュー)
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